繊細な心を守る|HSPのためのオンラインカウンセリング基本ガイド

この記事は約7分で読めます。

小田です、

繊細で感受性が高いあなたは、日々の
生活の中で様々な感情に揺れ動くことが
あると思います。

オンラインカウンセリングは、自宅の安全な
プライベート空間から、専門家のサポートを
受けることができる手段として密かに
注目されています。

この記事では、私たちHSPがオンライン上で
カウンセリングを利用する際のアドバイスと
注意点を紹介していきたいと思います。

オンラインカウンセリングが優れている点

オンラインカウンセリングは、私たちHSPが
抱える悩みに対して効果的な解決策です。

自宅で世界最先端のサービスが受けられる

このセラピーサービスを利用することで、
私たちは、たとえ自宅からでもプロの
カウンセラーに相談することができます。

数年前であれば、離島の隅っこの方に
住んでいた場合、相談相手は親戚の
おばさんか、学校の先生くらいしか
いませんでした。

それが今ではオンラインを使えば誰もが
平等に最先端のアドバイスを受ける事が
できるのです。

スキマ時間でも予約ができる

しかも病院やクリニックに通う場合だと
空いてる時間でしか対応してくれません。

仕事が終わって夜には通院できませんし
休日は他の患者さんで行列ができるので、
それだけで大切な休日がなくなります。

しかし、オンラインであればお昼休憩の
30分を使って受ける事もできます。

休日であっても、自宅の安心できる完全な
プライベートな空間から相談できるので、
待合室の人混みぐったりする事もありません。

同僚や友人や知り合いにバレない

メンタルクリニックに通っている姿を
知り合いに見られるのも避けたいです。

何となく良い気分ではありません。

そのせいで、仕事がやり辛くなったり、
居心地が悪くなる事もあります。

しかしオンラインであれば自宅以外で
カウンセリングを受けない限り、他人に
バレる事も、相談内容を聞かれる事も
ありません。

このようにオンラインプラットフォームを
通じて、様々な専門分野のセラピストから
自分に合ったカウンセリングを受けることが
できるため、よりパーソナライズ化された
特別なサポートを受けることも可能です。

オンラインカウンセリングのデメリット

オンラインカウンセリングを受ける際に
いくつか気をつけた方が良い事もあります。

対面セラピーとオンラインでは様々な
違いがあります。

その辺りの違いを理解しておけば、後で
後悔することもありませんし、リスクを
事前に予防することもできると思います。

非言語コミュニケーションの制限

対面では表情、身振り、声のトーンなどの
非言語的要素がコミュニケーションの
大部分を占めます。

しかし、オンラインのビデオ通話では
表情は伝わりますが、身振りや全身の
言語は見えづらいため、伝わらない事が
よくあります。

また、メールなどのテキストベースの
コミュニケーションでは、非言語的要素が
ほぼ失われます。

技術的な障壁

対面では、システムやソフトやツールなど
技術的なことを考える必要はありません。

しかし、オンラインでは、インターネットの
接続問題や、ビデオの不具合が発生する
可能性があります。

例えば、オンラインセッション中に
インターネットが途切れたり、音声が
遅延する、という具合です

プライバシーと安心感の違い

対面でのカウンセリングルームは
基本的にプライバシーが保護されています。

しかし、オンラインでは自宅やプライベートな
場所から参加するため、周囲の環境によっては
プライバシーや安心感が低下する可能性が
あります。

例えば、自宅でオンラインセッションを
受ける場合、家族の声が聞こえたり、
ペットが入り込むなど、周囲の環境が
コミュニケーションを妨げる可能性が
あります。

なので、基本的には1人きりになれる空間を
事前に確保することが望ましいです。

オンラインカウンセリングを受講するための現実的なアドバイス

オンラインでカウンセリングを受ける際に
意識すべきポイントは4つです。

これから、その4つを紹介していきます。

セラピスト選び

まず初めに、カウンセラーの先生を選ぶ
ステップからです。

一般的な方法としては、オンラインの
カウンセリングプラットフォームや
セラピストのウェブサイトを調査し、
セラピストの資格、専門分野、治療法を
確認します。

次に、セラピストのレビューや評判を
オンラインで検索し、他のクライアントの
経験を参考にします。

最後に、初回相談などで多い無料お試しを
活用しながら、実際にカウンセリングを受け、
セラピストとの相性や感覚を確かめます。

セラピストには、様々な特性があります。

心理学的な理論を細かく説明する人もいれば、
雑談が大好きな人や、寡黙な人もいます。

私は理論やアカデミックな話よりも、
現実的な解決策にフォーカスを当てて
アドバイスをすることが多いです。

なので、理論を知りたい人などは満足感が
低いですし、逆に繊細で傷つきやすい
HSPの性格が原因で苦しんでいて、それらを
解決したい場合には的確なアドバイスが
提供できると思います。

初回セッション

カウンセラーの先生を選んだら初回の
セッションを受けます。

セッション前に自分の目標や期待を明確にし、
セラピストと共有しておくと、よりスムーズな
コミュニケーションが取れます。

そして、カウンセラーからの質問に対して、
正直かつオープンに回答する姿勢も大切です。

私が初めカウンセリングを受けた際、
照れ臭くなって少し見栄を張ってしまい
方向性を誤ってしまった経験があります。

60万円くらい払っていたのですが、
とても勿体無いことをしました。

そしてセッションを一通り終えた後は
感じたことやセラピストとの相性を
振り返ります。

この時に良かった点と嫌な点の両方を
箇条書きにして並べます。

そして、両方を見比べて次回以降も
依頼するか考えます。

もしもネガティブに感じた部分の方が
多ければ、次回予約をキャンセルして
別のカウンセラーを探しなおします。

オープンマインドを忘れない

カウンセリングを受ける際は、とにかく
オープンマインドになることが大切です。

まずは、セッション中に自分の感情、考え、
経験を正直に伝えるようにしてください。

「すごく緊張してます」でも良いのです。

そういった感想に対して冷たい態度をとる
カウンセラーは、その場で返金要求して
キャンセルすることを推奨します。

次に、カウンセリングを安全な空間として
捉えることです。

そして、自分自身をオープンにしてください。

そうしなければ、カウンセラーからの
フィードバックや質問に対して、率直に
回答することができなくなります。

見栄を張ったり、誤解があると、受けられる
アドバイスも誤った方向に向かいます。

カウンセラーは、クライアントの自己開示に
基づいて、適切なアドバイスやサポートを
提供しますので、この辺りは気をつけて下さい。

継続的なセッション

オンラインセッションは1回で終わりません。

何度か継続することが基本です。

私の場合はシンプルで現実的なアドバイスを
提供しますので1回で終わることもあります。

しかし、理想としてはアドバイスをもとに
実行した結果を聞きながら、より良い提案を
していきたいと願っていますので、私も
継続的なセッションは推奨しています。

継続的なセッションを受ける際は、基本的に
その場で次回の予約を取った方が良いです。

特に人気のカウンセラーはすぐに予約が
埋まります。

そして、次回のセッションまでに受けた
アドバイスを試し、変化を覚えておくと
話が次に進みやすくなります。

学校ではないのでアドバイスを実際に
試さなくても怒られる事はありません。

もし、実行をするのに障害がある場合は
次回のセッションで伝えることも大切です。

違った側面からアプローチすることも
必要なプロセスです。

まとめ

オンラインカウンセリングは、私たちHSPが
心の健康を維持し、日常生活の質を
向上させるための強力なツールになると
私自身は信じています。

ですので、私自身もセラピストとしての
活動をしていますし、このようにテキストで
情報を提供する活動を行っています。

あなたも自分に合ったセラピストを見つけ、
積極的にセッションに参加することで、
心の悩みを解決し、より充実した生活を
送ることができると思います。

ぜひ、ここで学んだ4つのアドバイスを元に
失敗しないオンラインカウンセリングを
始めてみてください。

今回の記事がオンラインカウンセリングを
受ける際に役立つことを願っています。

ありがとうございます。

小田そういち